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 なーさんとお呼びください。声に出すときは、”ちゃーはん”と同じイントネーションです。

 皆様素敵な配達員生活をお過ごしでしょうか?僕は一週間ちかくコロナでダウンしていました。手洗いうがいはしていたのですが、本当にまさか自分がかかるとは思いもしませんでした。仕事柄、不特定多数の人と接するためどこで移されたかとか、てんで見当もつかないのですが、とにかくかかってしまうとその間稼働することもできないので金銭的にかなりつらい状況になってしまいました。

 療養期間中に何をしていたかというと、ひたすら映画を見ていました。それから溜めていたアニメも消化しました。

 映画はまずAKIRAを見ました。正直映画のほうはそこまで評価が高くなかったので見なくてもいいかなと思っていましたが、やっぱり原作のほうがおもしろいですね。特に映画で見るほどのものではないかなと思いました。

 次にシンゴジラ。こっちはめちゃくちゃよかった。一番特筆すべき点は、登場人物全員が合理的に行動するところ。ゴジラが東京に現れたら、国はどのように動くべきかというところを超現実的に、超合理的に映していて、それでも抗えないゴジラという大自然の力と人間の限界という対比構造がぞくぞくするほど面白くてかっこよかったです。変に取り乱したり、腐敗した官僚が出てこないので、見ていてイライラすることもなくてとてもよかった。

ウルトラマンも観ました。こっちは正直期待外れ。シンゴジラほどの面白さはなかったです。特に目新しい要素もなくて、映像的に面白いところはいくつかあったのですが、それだけでした。特撮好きの方が見れば面白いんだろうなーーっていうシーンはかなりあったのですが、その辺の素人の私が見ても楽しめるようなさくひんではありませんでした。

 竜とそばかすの姫。これも正直つまらなかった。細田守監督の怠惰の塊のような映画だと思った。ミライの未来や、化け物の子以降の作品に顕著なのですが、”こういうのがお前らは好きなんだろーーーー”っていう意図がスケスケで正直楽しめない。なんというかフォーマットくさい。こういう登場人物がこういうストーリーに沿って動けば間違いなし!みたいなのが見えて面白くない。それに単純にストーリーの中身がなさすぎる。りゅうの正体について、そばかすの女の子がそこまで執着する動機がない。物語の流れの中ではとても自然なことなんだけど、それは本当に子供だましだと思った。