uberは底辺の仕事と言われた件

底辺の仕事ってなに?(笑)

 ショックだった。じぶんのやっている仕事が底辺のものだとは思わなかった。世間一般では底辺の仕事とはなんだろう?調べてみると、警備員、介護職、トラックドライバーなどが出てくる。驚くことに、給与や勤務体制などがその原因にあるわけではないのだ。共通しているのは”誰でもできる仕事”ということ。

 じゃあ誰にでもできるわけではない仕事ってなんだろう。そもそもそんなものあるのか。内閣総理大臣すら他の誰かに入れ替わっても毎日は平常運転だ。ただ、誰にでもできるけど皆が就きたい仕事や役職の椅子取りゲームを人々は毎日繰り返してるだけなんじゃないかな。だとしたら僕には到底できないな。仕事を相手にしたいのであって、人間は相手にしたくない、怖いし。

 

誰のためのまともさ?

 社会人をやってる友達と遊ぶと皆口々に愚痴を言う。ほとんどは人間関係について。そう!人間関係について!仕事の内容は正直どうでも良いらしい。そして稼いだお金は趣味やアルコールに消えていく、ストレス発散らしい。

ここで僕は気が付いた。毎月20万稼いでるとして、仕事でのストレス発散や生活費にその全てをつぎ込むとしよう。なんと働いて溜めたストレスと毎月の給与は±0なのだ!!!その上、好きなことをやる時間まで奪われるのだからなんでそこまでして会社で働きたいのかはやはりよくわからない。

 会社で働いているという”まともな人間”の肩書きのため?それを友達や異性に見せびらかすのがそんなに楽しいのだろうか?誰でも持っているおもちゃを維持するために自分の人生をつぎ込むのか?そもそもそんなものであなたを評価する人間との関係がそんなに大事なのだろうか?

 

理想の仕事

 そうは言っても、働かないと食べていけないのも事実。けど人間って欲の塊だし、常に欲望全開で生きていくべきだと僕は思う。難しそうに言ったけど、皆が思ってることを言おう、やっぱ働かないでお金が欲しい!そして僕はこれをクリアしたのだ。

 皆さんはAudibleをご存じだろうか?本の朗読が聞き放題になるサブスクだ。僕はUberの配達員をやりながらずっとこれを聞いてる。つまり労働時間=読書時間に早変わりするわけだ。

 Uberの配達員は、わずらわしい人間関係もなければ、達成不可能なノルマもないノンストレスな仕事だ。これだけでも本当にありがたいのだが、僕はこのAudibleを使うことで、働いているという感覚まで取り除くことができてしまった。毎日自転車をこぎながら本を読み続けてお金をもらう生活、こんなに豊かな人生をこの年で手に入れてしまい本当に驚いてる。皆さんも是非Audibleを使ってみてほしい。